pnpm add <pkg>
パッケージとそれが依存しているすべてのパッケージをインストールします。 デフォルトでは、すべての新しいパッケージは production 依存として追加されます。
TL;DR
| コマンド | 意味 |
|---|---|
pnpm add sax | dependencies へ保存 |
pnpm add -D sax | devDependencies へ保存 |
pnpm add -O sax | optionalDependencies へ保存 |
pnpm add -g sax | グローバルにインストール |
pnpm add sax@next | next タグに対応するバージョンを保存 |
pnpm add sax@3.0.0 | バージョン 3.0.0 を指定 |
サポートされているパッケージの取得先
npm レジストリからインストール
pnpm add package-name はデフォルトでは、最新のバージョンの package-name を npm registry より追加します。
ワークスペースで実行された場合、最初に他のプロジェクトが指定された依存パッケージを使用しているかどうかを確認しようとします。 その場合、すでに使用されているバージョン範囲がインストールされます。
また、次のようにパッケージをインストールすることも可能です。
- tag を指定:
pnpm add express@nightly - バージョンを指定:
pnpm add express@1.0.0 - バージョン範囲を指定:
pnpm add express@2 react@">=0.1.0 <0.2.0"
ワークスペースからインストール
ワークスペース から依存を追加して作業する場合は、依存パッケージの取得先は、 link-workspace-packages と workspace: プロトコルの範囲指定 の設定によって決定されます。
ローカルファイルシステムからインストール
ローカルファイルシステムからインストールする方法は2つあります。
- tarball ファイルから (
.tar,.tar.gz, or.tgz) - ディレクトリから
例:
pnpm add ./package.tar.gz
pnpm add ./some-directory
ディレクトリからインストールする場合は、現在のプロジェクトの node_modules にシンボリックリンクが作成されるため、pnpm link を実行した場合と同様になります。
リモートの tarball からインストール
引数は、 "http://" または "https://" で始まるフェッチ可能な URL でなければなりません。
例:
pnpm add https://github.com/indexzero/forever/tarball/v0.5.6
Git リ ポジトリからインストール
pnpm add <git remote url>
ホストされた Git プロバイダからパッケージを Git でクローンしてインストールします。 特定のプロバイダーに対して Git プロトコルを使用できます。 たとえば、pnpm add github:user/repo
次の方法で Git によりインストールできます。
- master ブランチの最新のコミット:
pnpm add kevva/is-positive - 特定のコミット:
pnpm add kevva/is-positive#97edff6f525f192a3f83cea1944765f769ae2678 - 特定のブランチ:
pnpm add kevva/is-positive#master - バージョン範囲:
pnpm add kevva/is-positive#semver:^2.0.0
Options
--save-prod, -P
指定されたパッケージを通常の dependencies としてインストールします。
--save-dev, -D
指定されたパッケージを通常の devDependencies としてインストールします。
--save-optional, -O
指定されたパッケージを通常の optionalDependencies としてインストールします。
--save-exact, -E
pnpm のデフォルトの semver 範囲指定演算子を使用するのではなく、固定したバージョンで保存します。
--save-peer
--save-peer を使うことで、1つ以上の依存パッケージを peerDependencies と devDependencies の両方に追加します。
--ignore-workspace-root-check
--ignore-workspace-root-check または -w フラグが使用されていない限り、新しい依存関係をワークスペースのルートに追加しようとすると失敗します。
例: pnpm add debug -w
--global, -g
パッケージをグローバルにインストールします。
--workspace
ワークスペースで見つかった場合にのみ、新しい依存関係を追加します。